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太陰太陽暦

高

よみ方

たいいんたいようれき

英 語

luni-solar calendar

説 明

太陰暦太陽暦の1年の概念を取り入れて、季節を反映するように両者を折衷した暦。我が国で明治5年まで使われていた暦(いわゆる旧暦)は、太陰太陽暦である。太陰暦では1年という概念はなく、月の満ち欠けの周期である朔望月(約29.5日)を反映して、30日の大の月と29日の小の月がほぼ交互に繰り返す。この暦では、12か月が約354日となる。この値は太陽暦の1年(約365日)より約11日短いので、太陰暦で36か月経つと太陽暦の3年との差が33日(約1か月)となる。そこで、太陰太陽暦では、この差をどのように調整して季節とのずれを小さくするかという置閏法が重要となる。我が国で明治5年まで使われていた旧暦では、約3年ごと(より正確には19年に7回)に、二十四節気にいう「中」のない月が出現するので、そのときにその前の月にうるう(閏)をつけて、うるう3月などと呼び、平年よりうるう月が1月多い13か月の年を作ることで季節と暦のずれを調整した。

2018年04月11日更新

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