天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ルナ計画

 

よみ方

るなけいかく

英 語

Luna Project

説 明

旧ソ連の探査計画。1959年のルナ1号から1976年までの間に失敗したものを含めて40機以上の月探査機を打ち上げている。3回の失敗の後、1959年1月に打ち上げられたルナ1号は月面から6000kmまで近づき、地球重力圏を脱出した。1959年9月に打ち上げられたルナ2号は、太陽風を観測した後、月面に衝突。月に到達した最初の探査機となった。そして、10月に打ち上げられたルナ3号は、月の裏側の撮像に成功して、海が少なく高地で占められている裏側の姿を明らかにした。その後、1966年にルナ9号が世界初の月面軟着陸に成功して、ルナ10号は初の月周回探査機となった。アポロ計画により有人月探査を推し進めたアメリカに対して、ソ連は無人月探査計画を進める。ルナ16号(1970)、20号(1972)、26号(1976)は、月面のレゴリスの土壌を地球に持ち帰ることに成功している。ルナ17号(1970)、21号(1973)には、それぞれルノホート1号、2号という月面探査車が搭載されており、それぞれ11か月、5か月にわたり、月面の移動観測を行った。

2018年03月15日更新

関連画像

初めて月面軟着陸に成功したルナ9号着陸機
https://nssdc.gsfc.nasa.gov/image/spacecraft/luna-9.jpg
ルノホート1号(NASA)