天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

高光度青色変光星

 

よみ方

こうこうどあおいろへんこうせい

英 語

luminous blue variable

説 明

光度が非常に高く、表面温度の高い変光星。HR図上で最も左上に位置し、大質量星のなかでも特に質量の大きな星が主系列段階を終えた後の進化段階に対応していると考えられている。光度は太陽の30万倍から300万倍に達し、可視光では数時間から数百年で不規則に明るさが変化する。一般に活発な質量放出を示すが、太陽質量程度の物質を一度に噴出する現象がみられることもあり、りゅうこつ座イータ星にみられた1837-60年の増光が有名である。1万年程度続くこの段階で質量放出により外層を失った星は、ウォルフ-ライエ星へ進化すると考えられている。

2018年03月21日更新

関連画像

高光度青色変光星の一つ、りゅうこつ座イータ星の周辺の星雲。ハッブル宇宙望遠鏡による。 J. Morse (Arizona State U.), K. Davidson (U. Minnesota) et al., WFPC2, HST, NASA, Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Eta_Carinae