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光度距離

 

よみ方

こうどきょり

英 語

luminosity distance

説 明

見かけの光度に基づいて遠方天体の距離を表す量。 宇宙膨張や空間の曲率の効果が無視できないほど遠方では光度距離と角径距離という2つの異なる距離を使い分ける必要が出てくる。光度距離d_Lは、 d_L^2=L/4\pi fによって定義される。 ここで、Lは絶対光度、fは観測されるフラックス(放射エネルギー流束)である。 天体までの座標距離をrとすると、d_L=a_0r(1+z)で与えられる。 zはその天体の赤方偏移a_0宇宙のスケール因子の現在の値である。 角径距離d_Aとの間には、d_L =(1 + z)^2 d_Aの関係がある。 光度距離と赤方偏移の対応については、赤方偏移の項の図と付録9を参照。

2018年03月06日更新

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