天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ローレンツ線輪郭

 

よみ方

ろーれんつせんりんかく

英 語

Lorentz line profile

説 明

スペクトル線輪郭の成分の一つで、減衰部に対応するもの。ハイゼンベルク(W. Heisenberg)の不確定性原理によるスペクトル線の広がり(自然幅)や、スペクトル線形成に関わる原子(あるいはイオンや分子)と他の原子などとの衝突によるスペクトル線の広がり(圧力幅)はこの輪郭によって記述される。ガウス分布で表されるドップラー線輪郭に比べると波長に対して緩やかに減少するため、減衰部(スペクトル線の翼部)で重要になる。 フォークト輪郭も参照。

2018年03月11日更新

関連画像

https://www.researchgate.net/profile/Adam_Friss/publication/305220662/figure/fig7/AS:383056906080261@1468339291294/Figure-10-Voigt-profile-is-the-convolution-of-the-Doppler-and-Lorentz-profiles.ppm