天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ループプロミネンス

高

よみ方

るーぷぷろみねんす

英 語

loop prominence

説 明

太陽フレアの後期に発生し、H𝛂線で観測されるループ状のプロミネンスであり、ポストフレアループとも呼ばれる。1000万度のフレアループが彩層温度まで冷却することにより見られる構造で、冷えたプラズマは重力により磁気ループに沿ってコロナレインとして流れ落ちている。このようなフレアでは、ループの足の間隔は徐々に広がり、より背の高いループが数km s-1から数10 km s-1の上昇速度で形成される。冷却後に流れ落ちる速度は数10 km s-1から100 km s-1に達する。

2018年09月16日更新

関連画像

*典型的なループプロミネンス
柴田一成「プロミネンス」、シリーズ現代の天文学第10巻、桜井・小島・小杉・柴田編『太陽』 5.7節 図5.56(日本評論社)
2017年9月11日のフレア発生後に見られたループプロミネンス。
(クレジット:国立天文台)
https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/topics/sftha20170911_005415.png