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リトロー配置

 

よみ方

りとろーはいち

英 語

Littrow configuration

説 明

ブレーズ回折格子(格子溝の断面が鋸歯状の形状を持つ回折格子)において、入射光が回折格子のブレーズ面に垂直に当たるようにした配置。この配置に回折格子を置いたとき、1次回折光は入射光方向に戻る。入射光方向に完全に一致する方向に戻る回折光は、入射光とブレーズ面での鏡面反射の関係にある。このため、この回折光の波長が、ブレーズ回折格子で最も効率の高い波長となる。これをブレーズ波長と呼ぶ。ブレーズ面の法線が回折格子の法線となす角度(これをブレーズ角と呼ぶ)を\theta_{\rm B}、回折格子溝の間隔をdとすると、ブレーズ波長 \lambda_{\rm B} は、
\lambda_{\rm B} = 2 d \; \sin \theta_{\rm B} で表される。

2018年04月12日更新

関連画像

*リトロー配置の概念図。ブレーズ回折格子のブレーズ面に垂直に入射光を入れる配置のこと。入射光方向に一致する方向に反射される回折光は最も効率が高く、その波長はブレーズ波長λ_Bとなる。