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ラグランジュ座標

 

よみ方

らぐらんじゅざひょう

英 語

Lagrangian coordinates

説 明

流体の運動を記述する一つの方法として、流体と一緒に運動する体積素片の位置を追跡するというものがある。このとき、初期時刻における体積素片の位置を示す座標値により各体積素片をラベル付けすることができる。このように流体の体積素片に固定された座標をラグランジュ座標と呼ぶ。一方、空間に固定された通常の空間座標はオイラー座標と呼ばれる。時刻ごとにラグランジュ座標の各点がどのオイラー座標の点に対応するかを指定すれば、流体全体の運動が一意的に定められる。非線形構造形成において用いられるゼルドビッチ近似は、ラグランジュ座標の運動を記述する近似法の一つである。

2018年03月06日更新

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