天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

カークウッドの間隙

 

よみ方

かーくうっどのかんげき

英 語

Kirkwood gap

説 明

火星軌道と木星軌道の間には無数の小惑星が存在し、小惑星帯と呼ばれている。小惑星帯の小惑星の数を軌道長半径の関数として表すと、いくつかの場所で小惑星数が極端に少なくなっているところがある。これをこの特徴の発見者であるカークウッド(D. Kirkwood)にちなんでカークウッドの間隙と呼ぶ。この間隙は、小惑星と木星の公転周期の比が簡単な整数になる、平均運動共鳴の位置にあり、木星の重力作用が強く働いた結果、小惑星の軌道が不安定になって取り除かれ、間隙が形成されたと考えられている。

2018年03月09日更新

関連画像

上の横軸に木星との公転周期の比に相当する軌道長半径の位置が示してある。
https://www.rikanenpyo.jp/kaisetsu/tenmon/tenmon_027.html