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星間減光曲線

 

よみ方

せいかんげんこうきょくせん

英 語

interstellar extinction curve

説 明

一般の星間空間における選択減光のスペクトルのこと。
星間減光の波長依存性、すなわち選択減光の波長依存性を表す曲線のこと。通常は、縦軸を規格化された星間減光 A(\lambda) あるいは選択減光 E(\lambda-V)/E(B-V) とし、横軸をμmで測った波長 \lambda の逆数で表した図を指す(右図参照)。
星間減光の主な原因である星間ダストの性質を反映しているため、天の川銀河銀河系)内でも視線方向によって星間減光曲線はわずかに異なる。また大小マゼラン雲の減光曲線は銀河系のものとは少し異なる。

2018年09月16日更新

関連画像

星間減光曲線
*銀河系内の星間減光曲線。縦軸は選択減光をE(B-V)で規格化してある。BバンドとVバンドの有効波長が縦破線で示されている。
尾中敬「星間減光」、シリーズ現代の天文学第6巻、福井・犬塚・大西・中井・舞原・水野編『星間物質と星形成』6.1節 図6.1(日本評論社)