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赤外線

中

よみ方

せきがいせん

英 語

infrared ray

説 明

波長が1 μm から400 μm 程度の範囲にある電磁波の名称。さらにこの波長範囲で、波長が短いもの(1-3 μm)、中間のもの(3-40 μm)、長いもの(40-400 μm)をそれぞれ、近赤外線、中間赤外線、遠赤外線ということがある。イギリスのハーシェル(W. Herschel)が1800年に、プリズムを通した太陽光のスペクトル中で、いろいろな色の位置に温度計をおいて温度上昇を調べたが、赤よりさらに外側で温度計の温度が最も上がることから赤外線の存在を発見した。
赤外線は宇宙にある低温度の星や星間物質ダストに隠されて可視光では見えない天体などの姿を見るのに適している。また、遠方宇宙にある天体からの光は、宇宙の膨張によって波長が伸びる(赤方偏移)ので、赤外線は遠方宇宙の観測にも重要な役割を果たす。赤外線を放射する天体を総称して赤外線源という。電磁波も参照。

2018年04月15日更新

関連画像

*電磁波の名称と対応する波長と振動数及びエネルギー。名称の境界は厳密に定義されてはいない。
*さまざまな波長の電磁波で見た天の川
https://mwmw.gsfc.nasa.gov/mwpics/mwmw_8x10.jpg の図を改変
波長24 μm の中間赤外線で見たアンドロメダ銀河(M31)。ダストが輝いて見えている。
https://apod.nasa.gov/apod//ap051020.html