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赤外線点源

 

よみ方

せきがいせんてんげん

英 語

infrared point source

説 明

赤外線源のうち点状に見える天体。通常、分子雲などに埋もれた天体は可視光では見えないため、赤外線で輝く点源となる。
星生成領域において、赤外線点源があるかどうかを調べることにより、分子雲コアの中心付近で原始星がすでに形成されているかどうかについての見当をつけることができる。赤外線点源の有無を調べる際によく使われるのは1984 年に打ち上げられた赤外線天文衛星のIRAS衛星による観測結果である。
この衛星は、分解能は約2とあまり良くないが、全天の96%を、12\,\mu {\rm m}, 25\,\mu {\rm m}, 60\,\mu {\rm m}, 100\,\mu {\rm m} の4つの波長で観測した。
その結果は、約26万個の点源を含むカタログなどにまとめられた。このカタログに掲載されている点源は、IRAS 点源(IRAS point source)と呼ばれる。赤外線星も参照。

2018年03月23日更新

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