天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

銀河群

高

よみ方

ぎんがぐん

英 語

group of galaxies

説 明

明るい銀河を数個含む銀河の集団。孤立銀河銀河団の中間の階層に位置づけられるが、銀河群と銀河団の間には明確な境界はない。天の川銀河銀河系)は局所銀河群という銀河群に属する。局所銀河群には少なくとも50-60個以上の銀河が見つかっているが、その大部分は矮小銀河である。その他の銀河群も典型的にはこの程度の数の銀河を含んでいると考えられるが、暗い矮小銀河まで詳細に観測された銀河群はごく限られている。銀河や銀河団と同様、銀河群もその質量の大部分はダークマターが担っており、多くはダークマターの重力ポテンシャルによって数千万度のプラズマガスを閉じ込めている。銀河群の大きさは1メガパーセク(1 Mpc=326万光年)程度、総質量は10^{12}-10^{13}\,M_{\odot}程度、内部の銀河の運動の速度分散は数百{\rm km\,s}^{-1}以下である。頻度は低いが、極めて狭い領域に銀河が密集したコンパクト銀河群と呼ばれる銀河群も存在する。

2018年04月18日更新

関連画像

しし座の三つ子銀河M65(右上)、M66(右下)、NGC 3628(左)。 
https://ja.wikipedia.org/wiki/しし座の三つ子銀河