天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

最大離角

中

よみ方

さいだいりかく

英 語

greatest elongation

説 明

水星金星のような内惑星地球よりも内側の軌道を公転しているので、太陽の方向から大きく離れることがない。最も太陽から離れる、すなわち、太陽と内惑星との地心真角距離が最大となる瞬間を最大離角と呼ぶ。地球から見て内惑星が太陽の東側にあるときを東方最大離角、西側にあるときを西方最大離角と呼ぶ。東方最大離角のころは夕方西の空に、西方最大離角のころは明け方東の空にあり、内惑星観望の好機となる。なかでも金星は、最大離角時には太陽から大きく離れ、明るく見つけやすいこともあり、宵の明星明けの明星などと呼ばれて古くから親しまれている。内合、外合も参照。

2018年05月08日更新

関連画像

天象
*惑星の合、衝、矩、最大離角(黄道の北側から見たときの位置関係)。
(図の出典:国立天文台暦計算室 http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/cande/phenomena.cgi よりpngファイルを作成)