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重力レンズ方程式

 

よみ方

じゅうりょくれんずほうていしき

英 語

gravitational lens equation

説 明

重力レンズを受けている天体の像を、一般相対性理論に基づいて記述する方程式。レンズ天体の中心方向から測った像までの角度を\theta、レンズがなかった場合に観測される光源までの角度を\beta、レンズによって光が曲がる角度を\alphaとして、\beta = \theta - \alpha(\theta)と表される。観測者、レンズ天体、および光源の距離とレンズ天体の質量分布を与えれば解ける。

2018年09月16日更新

関連画像

*重力レンズの模式図。中央の楕円がレンズ天体である。観測者OがSの位置にある光源を観測するとき、レンズ天体の重力のために、見える方向が角度𝛂だけずれる。千葉柾司・二間瀬敏史「観測的宇宙論の基礎」、シリーズ現代の天文学第3巻、二間瀬・池内・千葉編『宇宙論II』2章、図2.11(日本評論社)