天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

地心視差

高

よみ方

ちしんしさ

英 語

geocentric parallax

説 明

ある天体について、地球の中心から見た方向と地上の観測地から見た方向の差。天体暦などに掲載されている天体の位置は、一般的には地球中心から見た方向であるので、観測者から見た方向と微妙に異なることがある。したがって、観測を行う場合などに正確な方向が必要な場合には、地心視差の補正を行う必要がある。通常、地心視差の補正が必要なものは太陽系天体であり、補正量はで1°、太陽で9"、冥王星で0.2"程度である。
天体が地平線上に見えるときの地心視差を地平視差と呼ぶ。地平視差は地球半径分だけ離れたときの地心視差と考えることもでき、とくに赤道半径分だけ離れた場合の地平視差を赤道地平視差と呼んでいる。視差も参照。

2018年06月20日更新

関連画像

視差
* 地心視差(クレジット:国立天文台暦計算室)
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/BBEBBAB9.html