天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ガス星雲

高

よみ方

がすせいうん

英 語

gaseous nebula

説 明

星ではなく、ガスが発光体(もしくは吸収体)となって観測される雲状の天体のことを一般的に表す言葉。
自ら発光している星雲を輝線星雲あるいは発光星雲と呼び、近くにある星の光を散乱して光っている星雲を反射星雲と呼び、その両者をまとめて散光星雲と呼んでいる場合が多い。高温の白色矮星を取り巻く膨張電離ガスを(歴史的に)惑星状星雲と呼ぶ。星の周りの電離水素領域や惑星状星雲などは主に電離ガスが輝いている。ガス星雲の一種である暗黒星雲は、ガス中に含まれるダストが背後から来る光を遮るので、天球面上において暗黒の領域として観測される。超新星残骸もガス星雲に含める場合がある。

2018年04月19日更新

関連画像

ガス星雲
オリオン大星雲M42(散光星雲の例)
(国立天文台)