天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

共食い(銀河の)

 

よみ方

ともぐい(ぎんがの)

英 語

cannibalism

説 明

銀河合体のことであるが、特に、小銀河が大銀河に合体して飲み込まれることをいう。力学摩擦によって大きな銀河に落下した小さな銀河が、強い潮汐力によって引き裂かれて壊され、大銀河へと吸収同化され、一体化すること。

2018年08月16日更新

関連画像

アンドロメダ銀河(M31)とさんかく座銀河(M33)を取り囲むハローに存在する赤色巨星の密度を表した地図。汎アンドロメダ銀河考古学的探査(PANDAS)による。ハローの中心に小さく描かれているのが、二つの銀河の明るい円盤部分の可視光画像。図の色は星密度を対数スケールで表示されている。丸付き数字で示された淡い残骸構造のほとんどは、アンドロメダ銀河のハローを周回する矮小銀河から潮汐力によって剥がされた星の流跡であると考えられる。一方、ローマ数字で示されているのが、はっきりと識別される生き残った矮小銀河と考えられる。(McConnachie et al. 2009, Nature, 461,7260より引用)