天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

フェイバー-ジャクソン関係

 

よみ方

ふぇいばーじゃくそんかんけい

英 語

Faber-Jackson relation

説 明

楕円銀河の中の星の運動の速度分散\sigmaと銀河の絶対等級Lとの間に成り立つ関係で、 L\sigmaのほぼ4乗に比例する。 発見した人の名前、フェイバー(S. Faber)とジャクソン(R.E. Jackson)にちなんでこう呼ばれる。 これは銀河内部の速度分散が自己重力ポテンシャルとほぼつり合って準平衡状態にあることを示唆する。 渦巻銀河に見られるタリー-フィッシャー関係の回転速度を速度分散に置き換えたものに対応する。 楕円銀河には速度分散表面輝度有効半径の3つの物理量が 基本平面を形成していることが知られているが、 フェイバー-ジャクソン関係は、この3次元空間での基本平面を速度-光度平面に射影したものと考えることができる。

2018年03月21日更新

関連画像

楕円銀河における星の内部運動の速度分散と銀河の絶対等級との関係。(Faber & Jackson, 1976, ApJ, 204, 668)