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指数法則(銀河の輝度分布の)

 

よみ方

しすうほうそく(ぎんがのきどぶんぷの)

英 語

exponential law

説 明

渦巻銀河レンズ状銀河銀河円盤表面輝度プロファイルを記述する近似式。 I表面輝度rを半径として、
\log \frac{I}{I_e} = - 0.729 \left[\frac{r}{r_e}-1 \right]
表される。ここでI_e, r_e はそれぞれ表面輝度と半径の規格化定数である。r_e は全光度の半分を含む半径で有効半径と呼ばれ、I_e はその半径での表面輝度で、有効表面輝度と呼ばれる。 表面輝度Ir の関数として書くときには、h をパラメータとして、 I(r)=定数\times \exp(-r/h) という関数形になる。hスケール長 と呼ばれる量で、現実の表面輝度プロファイルに最もよく合うように決める。 渦巻銀河の円盤が指数法則でよく近似できる理由は、完全には解明されていない。

2018年10月03日更新

関連画像

* 指数法則
山田亨「基本観測量」、シリーズ現代の天文学第4巻、谷口・岡村・祖父江編『銀河I』第2版 1.3節 図1.14(日本評論社)