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ヨーロッパ宇宙機関

高

よみ方

よーろっぱうちゅうきかん

英 語

European Space Agency(ESA)

説 明

欧州宇宙機関ともいう。1975年に、ヨーロッパの10か国が共同で設立した宇宙開発と宇宙科学研究を行う機関である。2017年時点での参加国は22か国。1979年に人工衛星打ち上げ用のアリアンロケットを開発し、現在では世界の民間衛星打ち上げ実績の約半分を占めるまでになっている。本部はパリに、ロケット発射場はフランス領ギアナにある。
2009年度の予算規模は3600億ユーロ。太陽系探査ミッションとしては、SOHO (1995)(太陽)、Venus Express(2005)(金星)、カッシーニ探査機(1997)(土星)、天体物理ミッションとしてはIUE(1978)(紫外線)、ヒッパルコス衛星(1989)(位置天文)、ハッブル宇宙望遠鏡(1990)(可視光から近赤外線)、Integral(2002)(ガンマ線)、XMM-ニュートン衛星(1999)(X線)、ハーシェル衛星(2009)(遠赤外線)、プランク衛星(2009)(宇宙背景放射探査)、Gaia(2013)(位置天文)、LISA-pathfinder(2015)(重力波)など多数の衛星を打ち上げ、さらにハッブル宇宙望遠鏡の後継機ジェイムスウェッブ宇宙望遠鏡(2019)などの打ち上げを計画している。
これらの中にはアメリカ航空宇宙局(NASA)との共同プロジェクトも数多くある。日本の宇宙科学研究所とは、あかり衛星すざく衛星ひので衛星、SPICA衛星で国際連携している。
ホームページ:http://www.esa.int/ESA

2018年03月09日更新

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