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アインシュタイン-ド・ジッター宇宙

 

よみ方

あいんしゅたいんどじったーうちゅう

英 語

Einstein-de Sitter Universe

説 明

一様等方な膨張宇宙のモデルの1つ。空間の曲率はゼロで、ユークリッド幾何学が成り立つ。宇宙のエネルギー密度は、非相対論的物質で占められており、その大きさは宇宙膨張が将来収縮に転じるか否かの臨界点である臨界密度 \rho_{cr}=3H^2/8\pi G に等しい。ここで G は万有引力定数である。ただし Hハッブルパラメータである。この宇宙モデルでは、宇宙の大きさに比例するスケール因子 a(t) は時刻 t の関数として a(t)\propto t^{2/3} のように膨張し、宇宙年齢はハッブルパラメータの逆数の 2/3 倍に等しい。 なお、アインシュタイン宇宙、ド・ジッター宇宙はいずれもアインシュタイン-ド・ジッター宇宙とは異なる宇宙モデルなので、混同しないように注意が必要である。

2018年04月23日更新

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