天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

離心率

高

よみ方

りしんりつ

英 語

eccentricity

説 明

万有引力の法則にもとづいて太陽を周回する惑星準惑星太陽系小天体は円軌道、楕円軌道、放物線軌道、双曲線軌道のいずれかの軌道を運動しており、これらの種類を表すのが離心率eである。原点と焦点のずれ(具体的には焦点からの距離と準線からの距離の比)から定義され、e = 0なら円、0 < e < 1なら楕円、e = 1なら放物線、e > 1なら双曲線となる。
円軌道は楕円軌道の特殊ケースであり、一般的に惑星や小惑星は楕円軌道を運動すると考えてよい。楕円軌道の場合は、その長半径a、短半径を bとして e = \sqrt{1 - (b/a)^2} によって定義される。
離心率が小さければ円軌道に近く、離心率が大きくなるほど細長い楕円軌道になる。
彗星には楕円軌道を周回するもの(周期彗星)もあるが、放物線軌道あるいは双曲線軌道をとり、2度と戻ってこないものもある。

2018年04月18日更新

関連画像

近点と遠点
*離心率。