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ドップラーシフト法

 

よみ方

どっぷらーしふとほう

英 語

Doppler-shift method

説 明

太陽系外惑星の検出方法の一つで、最も古い伝統的な方法。視線速度法とも言う。惑星をもつ恒星は、惑星の重力を受け惑星との共通重心の周りを公転する。惑星の軌道面が視線方向に対して垂直(軌道傾斜角が0度)でない限り、恒星の微小な公転運動が視線方向の運動としてドップラー効果でとらえられる。恒星からの光のドップラー偏移を通してこの視線方向の運動を検出する方法をドップラーシフト法(またはドップラー法)という。たとえば太陽木星の系の場合、太陽の公転速度は振幅13\,{\rm m\,s}^{-1}で周期的に変化し、これにより可視光で太陽を太陽系外から観測した場合、約2 \times 10^{-14}\,{\rm m}の波長のずれとなって検出される。1995年にマイヨール(M. Mayor)とケロズ(D. Queloz)は、この方法により初めての太陽系外惑星をペガスス座51番星の周りに発見した。ドップラーシフト法では、中心の恒星に近い重い惑星ほど検出しやすい。またこの方法では惑星の軌道傾斜角が決まらないため惑星の質量は下限値しか求まらない。ガス吸収フィルターヨードセルも参照。

2018年03月06日更新

関連画像

ドップラーシフト法の説明図
http://exoplanet.mtk.nao.ac.jp/instrument/ird
https://lco.global/spacebook/radial-velocity-method/