天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

円盤種族

 

よみ方

えんばんしゅぞく

英 語

disk population

説 明

銀河円盤(渦状腕を含む)を構成する星。例として、OB 型星のような若くて明るい星、セファイド散開星団に見られる星などがある。もちろんもっと暗い星も存在している。太陽も円盤種族に属する。円盤種族の星は、太陽のように金属量が多く、年齢が若い傾向があり、銀河中心の周りをほぼ回転運動している。ただし、詳細な観測によると、円盤種族は一様ではなく、比較的新しい星からなる薄い円盤と比較的古い星からなる厚い円盤に分かれることがわかっている(太陽は前者)。バルジハロー球状星団を構成する楕円体種族の星は円盤種族の星とは対照的な性質を持つ。

2018年09月16日更新

関連画像

*最も身近な渦巻銀河である銀河系を例にとって、渦巻銀河の構造の概略を図示したもの。(左)円盤正面から見た構造、(右)円盤側面から見た構造。泉浦秀行「基本的な観測量」、シリーズ現代の天文学第5巻、祖父江・有本・家編『銀河II』第2版 1.3節、図1.24(日本評論社)