天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

希釈因子(放射の)

 

よみ方

きしゃくいんし(ほうしゃの)

英 語

dilution factor

説 明

温度が推定できる放射スペクトルの強度を、同じ温度の熱平衡状態の放射量(黒体放射)で割った値。
ある特定の温度Tの黒体放射を放出している天体を観測する場合、電波望遠鏡などのビーム(視野)が天体の見かけの大きさ(面積)よりもD倍だけ大きい場合、観測される放射強度としては温度Tの黒体放射をD倍だけ弱くした値が観測される。つまり、この場合の希釈因子は1/Dである。放射輸送も参照。

2018年03月10日更新

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