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可変形鏡

 

よみ方

かへんけいきょう

英 語

deformable mirror

説 明

補償光学系の構成要素で波面センサーからの光波面誤差の信号を得て、光波面の補正を行うため、表面形状を高速に可変駆動できる鏡。可変形状鏡とも言う。
連続薄膜鏡面の裏面に多数のバイモルフ型ピエゾ素子を配置した鏡や、多数の積層型ピエゾ素子で独立した部分鏡を駆動する方式、またMEMS素子を用いた小型で安価な方式などがある。可変形鏡とは方式が異なるが液晶による位相変調を利用した補正鏡もある。すばる望遠鏡では188素子のバイモルフピエゾ電極駆動の可変形鏡を開発し、実用化した。圧電効果も参照。

2018年03月15日更新

関連画像

すばる望遠鏡補償光学系の可変形鏡(左)とその裏面の188素子電極の配置図