天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

鉛直線偏差

高

よみ方

えんちょくせんへんさ

英 語

deflection of the vertical

説 明

地球上のある地点における鉛直線の方向は、概ねその地点の測地学上の経度・緯度の基準となる準拠楕円体(地球の形状、より正確には地球の等重力ポテンシャル面であるジオイド面に近い回転楕円体のこと)に降ろした垂線の方向に近い。しかし、鉛直線の方向は重力の働く方向であるから、局所的な密度分布の違いによって両者にずれが生じる。このずれのことを鉛直線偏差と呼ぶ。天文経緯度と測地経緯度の差といってもよい。

2018年08月23日更新

関連画像

鉛直線偏差
* 鉛直線偏差(クレジット:国立天文台暦計算室)。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3CFB5E52FB7D0C5D9A4C8B0DEC5D9.html