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キュリオシティ

 

よみ方

きゅりおしてぃ

英 語

Curiosity

説 明

アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機マーズサイエンスラボラトリーに搭載され火星に着陸した探査車(ローバー)の名称。キュリオシティ(curiosity)は英語で「好奇心」を意味する。長さは3 m、総重量は900 kgあり、そのうち80 kgが科学機器の重量である。2004年に火星に降り立ったマーズエクスプロレーションローバー計画のローバーであるスピリットとオポチュニティよりも格段に高度な探査機器を搭載している。2011年11月26日にアトラス Vロケットでケープカナベラル空軍基地から打ち上げられ、2012年8月6日に火星のゲールクレーターの中にある山のふもとに着陸した。
2018年6月7日、NASAはキュリオシティの探査によって、火星に有機分子があること、また、火星にあるメタンの量が季節に応じて変動していることを発見したと発表した。着陸以来キュリオシティは、火星表面を移動しつつ風景を撮影したり、表面を掘って土壌を調査したりして、2020年現在も調査活動を継続中である。
キュリオシテイが撮影した火星表面の動画は火星の項に掲載してある。
ホームページ: https://mars.nasa.gov/msl/home/

2020年05月15日更新

関連画像

火星上でキュリオシティが自撮りした画像(2012年10月31日)
クレジット NASA/JPL-Caltech/Malin Space Science Systems
https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA16239
キュリオシティが写したアイオリス山(2015年9月)
クレジット NASA/JPL-Caltech/MSSS
http://photojournal.jpl.nasa.gov/jpeg/PIA19912.jpg