天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

色-等級図

高

よみ方

いろとうきゅうず

英 語

color magnitude diagram

説 明

天体の色と等級の関係を図示したグラフのこと(図参照)。対象天体がほぼ同じ距離にあると考えられる場合などには観測される等級そのものである見かけの等級を用いることもあるが、それ以外の場合には等級として絶対等級を用いる。恒星銀河を対象として示すことが多い。天体の特徴によって色-等級図上での位置が変わるので、それを利用して天体の分類をすることができる。恒星の分類に用いられるHR図は、元来は横軸がスペクトル型を用いるものを指すが、星間減光による影響が無視できる場合には、観測データがより得やすい色-等級図で代用することも多い。このため、恒星に対しては色-等級図をHR図として紹介することもある。

2018年03月12日更新

関連画像

ヒッパルコス星表を用いて作成した、色-等級図。左上から右下に並ぶ主系列星、そこから右上に伸びる赤色巨星肢、左下に点在する白色矮星と明確にわかれることが見て取れよう(出典:半田利弘『よくわかる宇宙の基本と仕組み』秀和システム)