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コーティング

 

よみ方

こーてぃんぐ

英 語

coating

説 明

光学素子の表面に薄い膜を蒸着などによって付着させ、特定の性能を向上させる技術または膜のこと。レンズやクライオスタットの窓など光を透 過する素子では透過率が高い(反射率が低い)ほど好ましいが、素子の物質の屈折率に応じた反射(通常のガラスで1面当たり4%程度の反射率)がある。素子表面からの反射光の波としての位相と薄膜表面からの反射光の位相がちょうど逆になるような薄膜を形成することにより反射光を減少させる。このようなコーティングを減反射(AR)コーティングと呼ぶ。薄膜を多層にすることにより反射率やその波長依存性を用途に応じて最適化することが可能である。ミラーなどの反射率を高めるコーディングは増反射コーティングと呼ば れる。反射防止膜も参照。

2018年03月06日更新

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