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化学進化(銀河の)

 

よみ方

かがくしんか(ぎんがの)

英 語

chemical evolution of a galaxy

説 明

星生成活動に伴って銀河内の星間ガス中、および新たに生まれる星の大気中の金属量が増えること。ただし金属量とは、炭素より重い元素一般を指す。銀河の中で生成された大質量星は、生成されてから数百万年以内に超新星爆発を起こし、恒星内部でつくられた元素を星間ガスへ戻す。これにより星間ガスでは炭素や酸素、鉄などの含有量が増え、そこから生まれる星も金属を多く含むようになる。金属量の多い星や星間ガスがある領域ほど、化学進化が進んでいるという言い方をする。円盤銀河では中心部ほど化学進化が進んでいる。化学進化は銀河の見かけの色にも影響を与える。銀河進化、色勾配(銀河の)も参照。

2018年03月07日更新

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