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チャンドラセカール限界質量

 

よみ方

ちゃんどらせかーるのげんかいしつりょう

英 語

Chandrasekhar limit

説 明

縮退した絶対零度の電子の圧力により支えられる恒星(白色矮星)の上限質量。この質量は白色矮星に限らず星の進化を司る重要な値であることが認められ、1983年に発見者のチャンドラセカール(S. Chandrasekhar)にノーベル賞が与えられた。チャンドラセカール限界質量の値は化学組成による。電子の平均分子量を\mu_{\rm e}(電子1個あたりの核子の数。ヘリウムや炭素の場合は2)とすると、チャンドラセカール限界質量は太陽の1.454\left( \mu _{\rm e} /2 \right)^{-2}倍となる。

2018年03月06日更新

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