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セファイドループ

 

よみ方

せふぁいどるーぷ

英 語

Cepheid loop

説 明

ヘリウム燃焼段階にある中質量星がHR図上で示す進化経路。2M_{\odot}以上の星は、中心核で電子の縮退が起こる前にヘリウム燃焼が起こり、中心核でのヘリウム燃焼と水素の殻燃焼の二つのエネルギー源をもつ構造となる。ヘリウム燃焼によって中心核内のヘリウムが炭素と酸素に変わっていくにしたがって、星はHR図上で、光度をあまり変化させずにループを描く進化経路をたどる。これがセファイド不安定帯を横切ると外層が脈動を始め、セファイドとなるため、セファイドループと呼ばれる。

2018年08月17日更新

関連画像

*HR図上のセファイドループとセファイド不安定帯
斎尾英行「中小質量星の進化」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』4章 図4.2(日本評論社)