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とかげ座BL型天体

 

よみ方

とかげざびーえるがたてんたい

英 語

BL Lacertae object

説 明

活動銀河核の一種。クェーサーのような恒星状の天体。可視光では強い連続光を持ち、輝線は目立たない。一日以下の短い時間スケールで大きな変光が見られる。また、強い直線偏光も見られる。これらの特徴により、当初は変光星であると考えられ、星座の中の星を分類する記号を用いて、最初に発見された天体はとかげ座BLと命名された。BL Lac型天体ともいう。

2019年09月14日更新

関連画像

とかげ座BL型天体PKS 0521−365のジェット。母銀河は楕円銀河。ジェットの先端に見える光点は無関係。(Faloma, Pian & Treves 2014, A&ARv 22, 38より転載)。
とかげ座BL型天体のスペクトル。連続光のみで輝線がない。
京都大学・宇宙物理学教室・岩室史英講義録より引用。
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~iwamuro/LECTURE/AGN/agn.html
活動銀河核(AGN)の統一モデル。愛媛大学・長尾透氏の講演資料(2014)の一部を改変して引用。原図はUrry & Padovani (1995) PASP 107, 803
http://www-utap.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~takashi.hosokawa/shodai14/download/nagao.pdf