天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

連星

高

よみ方

れんせい

英 語

binary star

説 明

2つの恒星が重力的に結合した恒星系(連星系)を形成しているもの。2つの恒星間の距離が星の半径の数倍程度以下のものは近接連星と呼ばれる。2つの恒星がともに観測されている実視連星、スペクトル線の変動から認識される分光連星、および公転運動のなかで一方を隠すことによって明るさが周期的に変化する食連星に分類される。実視連星の場合、明るいほうの天体を主星、暗いほうを伴星と呼ぶ。連星は恒星の半数以上を占めるほど頻度が高いとみられている。連星の周りに恒星が存在しているものもあり、多重連星と呼ばれる。
連星系をなす一方ないしは両方が、白色矮星中性子星ブラックホールなどの場合は、さまざまな特有の現象が起きるために、連星パルサー連星ブラックホールなどそれぞれ固有の名称がつけられることがある。
【動画】20太陽質量と15太陽質量の近接連星の進化シミュレーション。
ESO/L. Calçada/M. Kornmesser/S.E. de Mink
https://www.eso.org/public/videos/eso1230b/

2018年09月06日更新

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