天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

ビーミング

 

よみ方

びーみんぐ

英 語

beaming

説 明

宇宙ジェットなどで、放射される電磁波がジェットの進行方向に集中する現象。エディントン限界光度を超える超臨界降着流などからジェットが出ているときのように、もともとジェットのエネルギーが回転軸方向に収束している幾何学的要因によるビーミングと、ジェット流の速度が光速に近く、相対論的な光行差によって光線が前方へ集中し、さらにはドップラー効果によって光線のエネルギーが高くなる相対論的ビーミングがある。

2018年05月02日更新

関連画像

ハッブル宇宙望遠鏡でとらえた、おとめ座銀河団の中心部にある巨大楕円銀河M87の中心核から噴き出すビーミングされたジェット。ジェットは5千光年に渡り伸びている。(NASA and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA))
http://www.miz.nao.ac.jp/content/pr/pr20160312/c03