天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

位置標準星

 

よみ方

いちひょうじゅんせい

英 語

astrometric standard stars

説 明

天体の位置は最寄りの位置基準となる天体との相対的位置関係により決定される。その際、位置基準として用いられる天体が位置標準星で、 位置基準星ともいう。天体の精密位置を決める際の基準となる星。その位置は固有運動の情報などとともにカタログ化されている。代表的なものとして、可視光ではFK5カタログハッブル宇宙望遠鏡のポインティング用に作られたGSC、ヒッパルコス衛星によるヒッパルコスカタログ、アメリカ海軍天文台によるUCAC、USNO-A2.0 などのカタログがあり、近赤外では 2MASS カタログが用いられる。近年、撮像装置の広視野化が進み、多くの位置標準星を同時に用いて精度の高い位置決定が可能となっている。

2018年09月15日更新

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