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小惑星

小

よみ方

しょうわくせい

英 語

asteroids

説 明

太陽の周りを公転する天体のうち、惑星準惑星およびそれらの衛星を除いた小天体を太陽系小天体と呼び、それらのうち木星の軌道およびそれより内側にあるものを小惑星と呼ぶ。小惑星は軌道長半径によって、メインベルト(小惑星帯)の小惑星、トロヤ群小惑星地球接近小惑星に分類される。ただし、小惑星帯において最大の天体であるセレス準惑星に分類される。
メインベルト小惑星は、太陽系形成後期の木星形成後、木星からの重力作用を受けて軌道が大きく乱された微惑星がそれ以上の合体成長を妨げられたもの、あるいは軌道を乱された結果、高速衝突と破壊を経験して形成されたものと考えられている。メインベルト小惑星のうち、木星や土星との共鳴軌道において離心率が高くなったのちに地球や火星の重力作用を受けて軌道長半径が小さくなったものが地球接近小惑星であると考えられる。トロヤ群小惑星は、木星と同じ軌道上で太陽から見て木星より60度前方あるいは後方にあるラグランジュ点と呼ばれる力学的平衡点近傍に存在する小惑星である。
小惑星のなかには似通った軌道要素をもつグループに分類できるものがあり、これを小惑星のという。同じ族に属する小惑星は、共通の母天体の衝突破壊によって形成された破片群であると考えられている。小惑星の中には衛星をもつものも見つかっている。近年、複数の探査機による小惑星探査が行われ、密度や組成、表面状態に関する詳しいデータが得られている。大部分の小惑星は惑星のような熱進化を経験していないと考えられるため、太陽系形成初期に関する貴重な情報源である。

2018年08月12日更新

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