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アングロオーストラリア天文台

 

よみ方

あんぐろおーすとらりあてんもんだい

英 語

Anglo-Australian Observatory

説 明

アングロオーストラリア望遠鏡を運用するために、シドニー郊外のエッピングに1976年に設立された天文台組織。1988年まではUKシュミット望遠鏡も運用した。アングロオーストラリア望遠鏡はイギリスとオーストラリアの共同事業として、オーストラリアニューサウスウェールズ州のサイディングスプリング天文台に1974年に完成した口径3.9 mの望遠鏡である。アングロオーストラリア天文台は35年にわたって両国の天文学コミュニティのために施設を運用してきたが、イギリスが撤退して2010年7月にオーストラリア政府の所管となり、アングロオーストラリア天文台という組織はなくなった。2010年から2018年までは、オーストラリア天文台(Australian Astronomical Observatory: AAO)という名称の組織となった(略称が以前のAAOと同じなので、注意が必要である)。現在はAAOの機能を二分して、オーストラリア国立大学(ANU)がサイディングスプリング天文台の望遠鏡群を運用し、マッカリー大学(AAO Macquarie)が、天文台で用いる装置の開発とデータ管理などを行っている。
AAO Macquarie ホームページ: https://www.aao.gov.au/
ANUの天文台ホームページ: https://rsaa.anu.edu.au/observatories
経緯については https://www.aao.gov.au/about-us/a-brief-history/ を参照。

2019年10月04日更新

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