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アエンデ隕石

 

よみ方

あえんでいんせき

英 語

Allende meteorite

説 明

1969年2月8日にメキシコ北部に落下した炭素質コンドライト隕石。現地の村の名前をとってアエンデ(Allende)隕石と呼ばれる。数千個以上の破片となって落下したが回収された総重量は3000 kg近くにおよび、太陽系初期進化の研究に大きな貢献をもたらした。通常のコンドライト隕石に含まれるコンドリュールと呼ばれる球粒の鉱物のほか、太陽系初期の高温凝縮物と考えられる、高アルミニウムカルシウム含有物(CAI; calcium-aluminium-rich inclusion)が多く含まれている。CAIの年代はコンドリュールよりも古く45.67億年まで遡る。また、アエンデ隕石には太陽系生成前の星間ダストも含まれていることが元素同位体分析から明らかになっている。

2018年03月13日更新

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