天文学辞典 | 天文用語をわかりやすく解説

空気シャワー

 

よみ方

くうきしゃわー

英 語

(extensive)air shower

説 明

高エネルギーの宇宙線が地球大気に入射すると、大気の原子核と相互作用を起こし、パイ中間子などの高エネルギーの2次粒子が発生する。2次粒子もさらに原子核と相互作用を起こすというように、連鎖的なカスケード反応により多数の2次粒子が発生する現象(電磁シャワーおよびハドロンシャワーを含む)が空気シャワーである。入射粒子のエネルギーが分割されて平均エネルギーが下がり、2次粒子のエネルギーが相互作用で新たに粒子を作れなくなると空気シャワーは減衰していく。地上に到達するのは約10^{15}\,{\rm eV}以上の宇宙線が起こす空気シャワーに限られる。

2018年04月12日更新

関連画像

*空気シャワー現象の概念図
http://www.mpi-hd.mpg.de/hfm/CosmicRay/Showers.htmlを日本語化